SONY、スマートスタイルカメラ「DSC-QX100」(RX100M2相当)、「DSC-QX10」(WX300相当?)を発表!

SONYが4日のIFAにおいてコンパクトデジタルカメラサイバーショットシリーズの新作、「DSC-QX100」と「DSC-QX10」を発表しました。
これらは液晶画面や操作ボタンを伴わないアタッチメント式の、レンズと撮影素子だけを組み合わせたレンズスタイルカメラです。スマートフォンとWi-FiとNFC接続によってスマートフォンに撮影画像を映しだし、ピント合わせから撮影までを行います。
これらは同IFA内のXperia Z1など共に発表されましたが、その扱いはスマートフォンの周辺機器というものではなく、DSC型番をつけたデジタルカメラのサイバーショットシリーズの一つとして位置付けられるようです。

今回はこのQX100とQX10について発表された情報から色々見ていこうとおもいます。

QX100のスペックはこのようになっています。
2020万画素、1インチセンサーf1.8のカール・ツァイスレンズ、3.8倍までのズームに対応。
これは現在SONYから発売されているコンパクトデジタルカメラの上位機種「RX100M2」とほぼ同じスペックになります。
RX100M2は今ハイエンドなコンデジ界の中では、一番人気の機種です。その機種と同等のスペックを持ちながら、レンズだけで持ち歩き撮影することができるようになったのがこのQX100です。RX100M2の値段はネットの最安値で現在6万円ほど、量販店では7万円ほどです。QX100の値段は594ドルとのことですので、ほぼ変わらないとみていいでしょう。

 

QX10のスペックをこのようになっています。
1820万画素、光学10倍ズーム、明るさはf3.3から、レンズはソニーGレンズ、1/2.3インチセンサー。
こちらのスペックを現在発売されているSONYのコンデジと比較するとWX300と同等といえるでしょう。
WX300は一般的なミドルエンドなコンデジの一つです。CMOSのサイズもRX100M2やQX100よりも小さいです。その分価格も安くなったモデルです。
QX10はこのWX300の性能を引き継いだレンズスタイルカメラと言えるでしょう。QX100との違いはスペックもそうですが、サイズの違いが大きいとおもいます。QX100のサイズはお世辞にもコンパクトとは言えないですが、QX10はポケットにいれても気にならないサイズかとおもいます。
WX300の値段は3万円ほど、QX10は249ドルということで3万円いかないでしょう。こちらは気軽に買える値段だとおもいます。

また、その他にも、SONYはソニー製のデジタルカメラをWi-Fiでリモート撮影可能なAPIの公開を発表しています。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201309/13-109/
カメラとスマートフォンの連携という手法を積極的にとりだしているのが感じられます。今回のSONYは信じてもいいのではないでしょうか。

キワモノっぽい商品ですが、性能は確かかとおもいますので、デジカメ購入を考えていた人はこちらもちょっと候補にしてみてください。

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