iPhoneやスマートフォンを手回し充電可能な防災ラジオをソニーが発売へ

SONYは手回し充電型の災害防災ラジオの新製品として『ICF-B88』、『ICF-B08』の2機種を発売すると発表しました。従来もSONYは手回り充電型の防災ラジオICF-B03を発売していましたが、今モデルからは従来では正式対応していなかった「iPhone」シリーズへの充電も対応しているようになりました。対象となるのはiPhone4以降の機種になります。

ICF-B88は従来の単三電池仕様に加えて、AC充電可能な内蔵電池も備えています。更にはソーラーパネルも備えているため、ACアダプターが無い状態でも内蔵電池の一部を充電することが可能です。これによりICF-B88は内蔵、単三、手回しといった3つの方法でラジオ及びライトの役割を支えることが可能になっています。

またこれらそれぞれの電池でもiPhone及びスマートフォンの充電には対応しています。内蔵充電池や単三電池からももちろん手回しでも1分間の手回し充電でおよそ40分の待ち受け、1分間の通話が可能な状態まで充電が可能になります。ただしソーラーパネルでの給電を行った内蔵電池においてはスマートフォンの充電には利用することはできず、ライトやラジオのみの用途に限られています。

ICF-B08においては内蔵電池及びソーラーパネルを搭載しない廉価版という位置づけになります。それでもこちらも単三電池からでも手回し充電からでもiPhoneやスマートフォンを充電することが可能になっています。ソーラーパネル部分には全体を明るくさせる機能を持ったソフトライトが備わっています。

その他には防滴機能や笛機能など災害防災ラジオとしての機能性に優れています。両モデルの価格差は1000円ほど。価格は7000~8000円程度になるとのことです。車の中や非常時の持ち出しカバンなどの中に備えておいてもいいかもしれません。

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