au、MNP契約においても90日ルールが設定 90日以内のMNPは利用者登録以外原則不可

 

auは8/9から内部の制度を改定するようです。これまで無制限に契約できていたMNPの契約数に制限を加え、新規契約と同様に90日、実質的な3ヶ月間の回線増枠を認めない方向になるとのことです。

これによりauで現在安売りされているiPhone5を始めとした各種スマートフォンを購入するときは、ある程度計画を練った上での購入が必要になってくると思います。

今回はこのauが設定した新しいMNPに対するルールについて紹介したいと思います。

今回のMNPに対する制限のポイントをまとめると以下の通りです。

・制限なくMNP出来るのは2枠のみ
・全部で5枠まで契約可能ですが、2枠を埋めた後は90日ルールが発動して契約不可能な期間が生まれる
・既に契約した回線が90日(正確には3回の月またぎ)経過したらその分枠が空き、再び空いた分だけ契約できる
・原則的に90日以上の経過しないと2回線以上は契約できないが、特例として回線に利用者登録をすることで3回線以上契約できる
・利用者登録は名義人一人につき1回線のみ

このようになります。

 

まず注意したいのが、今回のauの新ルールはdocomoの90日ルールとは違って、所有するすべての回線が3回の月またぎをして支払い実績を残していないと、新たに枠を作ることが出来ないということです。

auが0回線の状態から2回線を契約したら、それから3ヶ月はおやすみ期間になります。その後それぞれの回線が2ヶ月以上の支払い実績を残せ次第それぞれの枠が空き、2回線づつ契約可能ということです。

例外的に、2回線契約後に枠が空いてない場合でも、家族割引内の親族を利用者登録することで2ヶ月以上の支払い実績が付くのを待たずに契約が可能になります。

利用者登録できる親族の名義は1回線分しか使えないため、5回線全て同時にMNPをしようと思った場合、本人が契約できる2枠と残りの3枠を埋める名義人が3人必要になります。利用者登録についてはそれぞれの店舗でやり方が異なるため、事前に確認しておいてください。

 

 

iPhoneやHTL22の安売りが続き多くのMNP転入者数を増やしてきていたauですが、その分短期解約者も増えたのでしょう。契約の方法に期間縛りを入れることでスマートフォン本体だけを持って行ってしまう人々を規制しようとしているようです。

連続した購入というのは難しくなりますが、期間を空ければ普通に契約できるので神経質になる必要はないと思います。

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