docomo、2in1を利用したMNP方法とその費用と即解ペナルティやブラックリスト考察

 

docomoではFOMA契約回線を対象に、1つの携帯に2つの電話番号(AナンバーとBナンバー)を持つことが出来るサービス「2in1」が用意されています。 この2in1を利用するとBナンバーと呼ばれる2つ目の電話番号を安い料金で持つことができます。

そのため電話番号を複数持ちたいけれども、その分携帯電話を持ち歩きたくないという人には非常に喜ばれているサービスです。

また2in1にはもう1つ別の利用方法があります。それがMNP弾としてauやSoftBankへのりかえるための踏み台として利用する方法です。今回はこの2in1をMNP弾として利用した時の作成方法や費用についてを紹介しようと思います。

docomo 2in1契約準備

まずこちらの2in1を契約するにはFOMAの回線を持っていることが最初に求められてきます。Xi契約回線ではこの2in1は契約できないのでご注意ください。

それとdocomoの2in1対応ガラケーを用意しておく必要があります。最近ではすぐに解約してしまう人が増えたため、docomo側で2in1対応ケータイのチェックを行うお店が増えています。事前に2in1対応ケータイを持っておくことで、断られないようにしておきましょう。最近ですとSH-03Eなどは比較的安く、簡単に白ロムが手に入ります。

この2つの条件を満たせたら2in1を契約することができます。2in1の契約にはドコモショップでの手続きが必要になるのでまずドコモショップへいきましょう。

 

2in1契約方法と契約プラン

ドコモショップへ行ったら2in1の手続きです。2in1には実は様々な料金プランが含まれており、そのうちの中からプランを選ぶ形になります。

ですがMNP弾として利用する場合は2in1で選ぶべきプランは1つしかありません。それは「タイプ2in1」という840円~のプランで2年縛りが付かない種類のプランです。 この「タイプ2in1」以外のプランに契約すると、MNP弾として利用するときや解約するときに2年縛りの割引に加入してしまうために解約金が9975円発生してしまいます。

「タイプ2in1」はその中で唯一解約金が発生しないタイプの契約プランですので、そちらを契約するように注意しましょう。

 

2in1 MNPまでの総費用

2in1によるBナンバーを手に入れたら、次はそれを使ったMNPです。以下には2in1を作る費用と転出にかかる費用を合わせたMNPまでの総費用を計算しています。

タイプ2in1 840円
転出事務手数料 2100円
合計 2940円

なんとわずか2940円でMNP弾が作成できてしまいました。MNPの転出予約番号発行はdocomoの151やネット上からMy docomo経由で発行でき非常に簡単です。費用も安く、簡単な操作でMNP用の弾が作れてしまいました。

 

2in1の注意点 即解約の猶予とブラックリスト入りの条件

非常に安く他社のMNP特典を受けられるMNP弾を作れるのですが、この2in1について注意しなければいけないことがいくつかあります。美味しい話ばかりではないということです。

まず2in1を利用し、即解約orMNPをdocomoが許してくれるのは最初の1回のみです。2回目以降に同じような行動をすると3回目の契約時、あるいは別のdocomo新規回線契約時にdocomoから契約を断られてしまいます。いわゆるブラックリスト入りです。 現在docomoも他社に負けず劣らずMNPによる現金キャッシュバックなどの特典を用意しているため、こうしたブラックリスト入りは避けておいたほうがいいでしょう。

2in1をMNP弾として利用する場合はブラックリスト入りを避けるためにも3ヶ月は寝かしておくのが通常のやり方です。

それでもすぐに他社のMNP特典のために即MNPしたいという人もいるかと思います。そうした人は一応は即解約を最初の一回だけはdocomo側で寛大な扱いをしてくれるのでセーフとなりますが、2回目以降2in1を含むdocomo回線は最低でも6ヶ月は契約を保持してから解約しないと、簡単にブラックリスト入りしてしまうので注意が必要です。

 

 

非常に簡単にかつ低価格でMNPできる2in1ですが、それゆえに短期での解約を複数回行うと最低でも1年以上docomoと新規契約ができないブラックリスト入りという状態になります。美味しい思いをできるやり方ではありますが、その運用方法はしっかり自制をもって行わないと今後の活動に支障が出るので注意してください。

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