現在携帯電話販売業界の間で問題になっているのが、過剰なのりかえ(MNP)契約の優遇と、既存のユーザーに対する冷遇です。MNPでの購入ならば機種変更で数万円する機種が一括で0円という価格の格差が目立つ様になりました。
こうした問題はたびたび話題に登りますが是正されるような気配は無く、相変わらずMNPでの購入が機種変更とは何万円という特典差をつけて販売されています。
携帯キャリアおよび販売店がこうしたMNP優遇策をとり続けるのならば、ユーザー・消費者側も制度を利用するのが賢い形。MNPで携帯電話を購入するようにすればいいのです。といっても中々何年と使っていた携帯会社に愛着だったり、メールアドレスの変更に対して抵抗があったりするのも事実。どうしてもMNPで他の携帯電話会社に移るのは難しいという方もいるかと思います。
そんな時は「MNP弾」と呼ばれる、MNPするためだけの携帯回線を作ればいいのです。携帯回線を作るというと、手間のかかる作業だと思う方もいることでしょうが、最近はネット上の手続きだけでこうした携帯回線(MNP弾)を作ることができます。その筆頭として名高いのが日本通信から発売されている「スマホ電話SIM」です。
この「スマホ電話SIM」を使えば、格安にdocomo・au・SoftBankへとMNPすることができ、機種変更で買うよりも何倍も安くスマートフォンを購入できます。今回はそうしたスマホ電話SIMの購入費用を計算したいと思います。
まずスマホ電話SIMは5ヶ月以内に解約や転出をすると違約金がかかります。ですが、5ヶ月間スマホ電話SIMを維持した場合、違約金と同等の維持費用がかかるためスマホ電話SIMのMNP方法としては契約したその月に転出するのが一般的です。
スマホ電話SIMはその他の一般的な携帯キャリアと違って、契約後すぐに解約してもその後にブラックリストや契約拒否といった事態にはなりません。なのでその点即解約しても心配はいりません。
費用は以下の通りです。
- 3150円 :契約事務手数料
- 1080円 :LTEプラン
- 980円 :月額定額980
- 3150円 :MNP予約番号発行手数料
- 8400円 :解約金
- 16760円:合計
これは1ヶ月目のMNP費用です。2ヶ月目以降はこの価格にLTEとデータ通信料が2060円/月かかるようになります。なので契約してから1ヶ月目か2ヶ月目にはMNPを済ませておきましょう。
総費用として16760円がかかりますが、機種変更の費用で6、7万円かけるよりも何倍もお得になるでしょう。MNPで契約後のdocomo、au、SoftBankの回線についての維持費ですが、各社MNPでの契約には「基本料無料特典」をつけており、これを活用すれば毎月3円で維持が可能になります。こうした情報については他の記事を読んでいただくとして、MNPならば回線を寝かせる維持費用についても気にする必要は特にありません。
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docomo、au、SoftBankにおいてMNPでの購入における特典や安売りが開始されたら、このスマホ電話SIMをつかってメイン回線とは別にMNP用の回線を作ってしまいましょう。
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