昔、ソフトバンクがのりかえ(MNP)元によってキャッシュバックの料金を変えるという手法をとっていました。いつ頃だったかははっきりと覚えていませんが、今もやっているイー・モバイルやウィルコムからののりかえに特典ゼロなんていう、系列会社からののりかえ抑止ではなく、auからののりかえならキャッシュバックで1万円ぐらいは増額していたように記憶しています。
最近では全くそういうのはソフトバンクでは見られませんが、今度はauが同じようなことを報いる形で、ソフトバンクに対して行っているようです。
先週あたりからぽつぽつ出てきているのが、auが契約条件としてソフトバンクからののりかえ(MNP)に限り、キャッシュバックを5千円増額しているという内容です。モバワン系がその内容を頻繁にツイッターで見せているような印象があります。
12月16日のAUキャンペーン情報
SB以外からのお乗換えはキャッシュバック5000円減額です。
— モバワン 横浜西口店(旧テレウェーブ) (@tw_yokohama) 2013, 12月 15
【 #au 】16日~!高額CB! #HTL22 他社から乗り換え(#MNP) 本体 #一括0円 & 45,000円商品券キャッシュバック!
auオプション、フラット定額、hulu加入!※SoftBankからの乗り換え
大岡山07053705258 #HTC
— ケータイショップNo1大岡山 (@No1_oookayama) 2013, 12月 16
【予約18台】【12/21・22・23限定】SoftBankから #au #SOL21 への #MNP が一括0円!2台同時購入で現金11万円+商品券5000円プレゼント※現金は翌月店頭にて。条件:誰でも割・LTENET・フラット・スマパスのみ 0552407737 #山梨
— テレワールド甲府昭和店 (@tw_kofushowa) 2013, 12月 16
こうした契約内容の背景には、auからソフトバンクからののりかえ(MNP)に対して、インセンティブの増加があったのかもしれません。もしくは、スマホ電話SIMの抑止目的で、携帯ショップ独自の抑止方法なのかもしれません。ネット上の販売員コミュニティにおいて、この動きがほとんど取り沙汰されていないため、ドコモと上2桁が同じ「11」初番である、MVNOのMNP弾を警戒している可能性も大いにありますが、どういう意図のキャンペーンかはっきりした告知はありません。
ソフトバンクの場合は、20日ルールがあるため、今動かせるソフトバンク回線があるからといって、ここでauに撃ってしまうとしばらくソフトバンクへ転入出来なくなってしまいます。今のソフトバンクは、過去最高なんじゃないかとおもうぐらいのキャッシュバック祭りです。こうした状況で、20日ルールに引っかかってしまうというのは、大きな機会損失になります。
ですので、ソフトバンク回線をMNPしようとした場合は、ソフトバンクやディズニーモバイルのキャッシュバックつきの契約内容を可能な限りで回収してからのほうがいいでしょう。
これから年末にかけて、auはクーポンの配布などを行っていきますでしょうし、5千円程度のキャッシュバック差は、ある程度回収可能です。それよりも時に7万円近いキャッシュバックをみせる、ソフトバンク回線の扱いを大事にしたほうがいいでしょう。
今回のauがやっている、ソフトバンク回線からののりかえ(MNP)というのは、可能な方には一瞬お得で契約したくなりますが、今のソフトバンクのキャッシュバックを考えると、ソフトバンク回線の運用を中心に回線の扱いを考えていったほうがいいとおもいます。
珍しい契約内容でなんとなくオトクな気分にさせられそうですが、冷静な回線運用をしてください。
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