MVNOの格安SIMはauやSoftBankのスマートフォンで使えるの?


急速に拡大するスマートフォンに関する様々な話題や知識の中で、多くの人が持つ疑問を今回は解決して行きたいと思います。
そのうちの一つである「MVNOの格安SIM」はどこのメーカーのスマートフォンで使えるかという話題を今回は扱います。

MVNOの格安SIMを利用したスマートフォンの節約運用術は多く知られるようになっています。こうした知識や運用術は広まっていくものの、どの機種がMVNOの格安SIMで使えるかといった知識はあまり広がりを見せていません。

実はこの話題多くの人が疑問に思ったり勘違いしてしまいがちですのでぜひ正しい知識を持っていただきたいと思います。

まず最初に「普通」にMVNOの格安SIMを使える機種は、基本的に「docomoから発売されているスマートフォン」と「SIMフリーのスマートフォン」の2種類だけです。
auやSoftBankから発売されている機種では、原則的にMVNOの格安SIMは利用できないのです。よくAmazonや白ロムショップで「au間SIMフリー」や「SoftBankのSIMロック非対応」といった表記がつけられて販売されている機種が見受けられますが、これは決してSIMロック自体がかかっていないという意味では無く、キャリア側のSIMが流用できますよ程度の意味であって、MVNOの格安SIMについては対象外なのです。

 

auは通信方式が、SoftBankはキャリアによるSIMロックが原因

 

では何故auとSoftBankから出ているスマートフォンはMVNOの格安SIMが使えないのでしょうか。それはauの場合は採用している通信方式に、SoftBankはキャリアによるSIMロックを採用しているからです。
docomoが採用している通信方式は世界的にも多くの通信会社が採用しているW-CDMA方式という通信方式になります。SIMフリースマートフォンも同様の通信方式での利用を想定して作られています。一方auの通信方式はCDMA2000と呼ばれる通信方式を採用しており、世界的に見るとW-CDMAよりも採用数が少ない通信方式になります。auのスマートフォンでMVNOの格安SIMが使えないのはこの通信方式による違いが大きく、基本的にauのスマートフォンではCDMA2000方式のMVNOが出てこない限りは他社のSIMは使えません。また通信方式が違うためにSIMフリースマートフォンにauのSIMを入れて使うことも端末側が対応していない限り基本的に不可能です。

SoftBankの場合は、採用している通信方式はdocomoと同様のものです。そのため、本来ならばdocomoのスマートフォンのようにMVNOの格安SIMは原理的に使えるはずです。ですがSoftBankのスマートフォンでは現状そういった便利な状態にはなっていません。その理由は、SoftBankが自社のスマートフォンにSIMロックをかけているからです。
SoftBankはdocomoと同じ通信方式故に、自社のスマートフォンをdocomoのSIMで使われるという事態を恐れています。そのため、ほぼ全てのスマートフォンに対して自社製のSIMロックをかけており、公式に解除対応している機種はほんのわずかしかないのが現状です。

 

例外

さて、このauの通信方式問題とSoftBankのSIMロック対応によってMVNOの格安SIMは両社のスマートフォンでは基本的に使えないのですが、実は一部機種においてMVNOの格安SIMが使えてしまうという例外が存在しています。

 

海外発表モデルでは一部機種が利用可能

auの場合、一部海外のメーカーが発売しているグローバルモデルと呼ばれる機種で、公式なSIMロック解除、あるいは非公式なユーザー側での操作によってMVNOの格安SIMが使えてしまいます。
代表的なのはMotorolaから発売されているISW11Mです。こちらは公式のHPからSIMロックを解除することで、docomoのMVNO SIMを使えるように出来てしまいます。
その他にも同じメーカーから発売されているIS12Mも非公式な操作を行えばSIMロックが解除されてしまいます。
他にもHTCから発売されているスマートフォンも海外版のROMとよばれるものを、本来au版で使用しているROMと書き換えるとMVNO SIMはもちろん、docomoやSoftBankのSIMも使えてしまいます。ですがこの方法は失敗してしまうと、スマートフォンが起動しなくなってしまう難しい作業ですので実行する際は細心の注意を払って行なってください。

SoftBankは一部機種をSIMロック解除対象に

SoftBankの場合、例外的な一部の機種にだけ、自社でかけたSIMロックを有料で外してくれます。その中でも性能がいいのは201HWだと思います。
SIMロック対応端末としてはほぼ最後の機種といっていいスマートフォンです。中国メーカーのスマートフォンですがデュアルコアCPUにRAMも1GBと比較的高性能です。
白ロムでも1万円ちょっとで購入できるため、SIMロックを解除してMVNOの格安SIMを差すための安い端末をお探しの場合はこちらを購入してSIMロックを解除するという方法もあるでしょう。

(SoftBank) STREAM 201HW ライトニングブラック


SoftBankのスマートフォンにおいてはこうした公式にSIMロック解除に対応したスマートフォンを使うという方法しかなく、それでいて普通に使えるスマートフォンの性能としても201HW以外に選択肢がないという状況です。

 

このように基本的にはMVNOの格安SIMはauやSoftBankでは利用できません。ただし例外的に使えるものがあるので、ネット上ではauやSoftBankのスマートフォンでMVNOの格安SIMやdocomoのSIMを使ったりする報告がされています。ですがそこには例外故に一手間かかりauにおいてはリスクも有るということを認識しておいてください。

1 個のコメント

  • 勘違いをしているのはあなたこそ
    通信方式の違いは宅急便で送るかメール便で送るかみたいなもの
    逆に言えばどちらも車両で運搬するのに
    届かないとかあるのかと聞きたい

    正確に言えば対象のキャリアがそもそも違う

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