auの格安機種変更スマホになった「iPhone SE」 価格設定は近年で一番お得

auのiPhone SEの価格が発表されましたが、これが過去に例を見ないぐらいの安さになっていて面白いです。

auの今までの販売の特徴としては、機種変更は安くない、というわかりやすい販売・値段のつけ方をしてきました。

MNPでは割引も高いしキャッシュバックもあるのですが、機種変更では特に割引を低くするという販売の仕方をしてきました。しかも最近はスマホ全体の一括価格が高額していることもあって、割引がついても低いままなので実質価格が高すぎる傾向にあります。

こんなauのことだからiPhone SEの価格にも期待していなかったのですが、なんとSIMフリー版よりも安く、しかも割引も非常に高いという機種変更契約にしては今までにない価格にしてきました。

これによってiPhone SEはauの中でも特に機種変更のオススメスマホとして言えるようになりました。

iPhone SEの価格

より具体的に見ていきましょう。

iPhone SEの価格は次の表のようになっていて、実質価格では機種変更でも10800円、更にキャンペーンを使えば720円となります。

この価格が安いのか高いのか、auのスマホの機種変更料金を詳しく知らない人はいまいちピンと来ないかもしれないので最近発売されたスマホと比較してみたのが次の表です。

Androidの場合の実質価格はauスマートパス（401円/月）に加入しないと値上がる仕組みになっていますが、iPhoneの場合はauスマートパスに加入しなくても毎月割と実質価格が変化しない仕組みになっているため、今回はiPhoneの仕組みに合わせた価格で比較しています。

機種変更の実質価格としては各スマホの中でも一段と安いというのがこれでわかると思います。

まずこの時点でiPhone SEがauの機種変更スマホとして安い製品だというのが伝わったかと思います。

一括で安い＝維持費も安くなる可能性

まず実質価格の安さからiPhone SEが2年間の利用を考えた時に機種変更でお得なのはわかるかと思いますが、そもそもこのiPhone SEは16GBなら一括6万円以下と一括価格が安いということもあって、購入がしやすくて維持費も比較的安くなる特徴を持っています。

auのスマホは機種変更で実質価格が高いだけでなく、そもそもの一括価格で8万円前後の金額をつけるものがあり、一括で契約するにはかなり費用負担の高い契約になっていました。

ところがこのiPhone SEは16GBで6万円以下と、ここ最近のスマホの一括価格と比較しても買いやすい価格になっています。この値段なら一括や数回の分割払いで端末代を支払うことができるかと思うので、維持費のところで端末代を計算しないで比較的に高額な毎月割を適用させた料金を出すことが可能です。

分割だとau公式のシミュレーターに毎月400円ほど追加させた料金になりますが、端末一括での維持費は次の表のように各プランで結構安くなります。

（データ定額1GBプランは毎月割対象外なので契約したくても2年後に）

支払う総額は分割も一括も同じではあるものの、余裕があれば一括で支払うことで毎月の支払い額が減って精神的に安心できるのではないでしょうか。

機種変更で優しいスマホであることは間違いない

以上のように、価格や料金のところでこのiPhone SEは確実にこれまでのスマホなんかよりも契約しやすくなっています。ちょうどiPhone 5sから2年以上が経過している中で、小型のサイズでのりかえるべきスマホというのがなくて困っていたという人は、ほとんど料金の変化がなく新しく性能も上がったiPhoneを契約することが出来ます。

A9チップ+2GBのRAMで基本性能はiPhone 6を超えていますので、小さくて安いからといって性能が落ちるようなことになっていません。

機種変更には価格も性能も十分だと思うので、iPhone SEはオススメのスマホとして考えることが出来ます。

機種変更にはau Online Shopが使えます。頭金や強制契約のオプションがないので安心して契約できるショップの一つです。変な契約をさせられたり確実に6万円以下の支払いにしておきたい人はこちらで。

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