この記事ではドコモで契約できるタブレットの中から、おススメのタブレットというものを決めてみたいと思います。
ドコモのタブレットはカケホーダイプランのシェア機能のお陰で、2台目以降として契約することで比較的安く維持することが可能です。安めの維持費でタブレットを追加できるため、タブレットの追加契約を考えている人も多いものかと思います。
そうした人へ向けて、今ドコモでどんなタブレットがお買い得で、評判が良いのかということをまとめてみたいと思います。
ドコモのタブレット基本維持費
まずはドコモのタブレットを契約したら毎月いくらかかるのかということの、基本的な計算式を用意しておきます。
ドコモのタブレットはようやくMNPでの転入を正式に受け付けるようになりましたが、基本は音声通話をしない「データプラン」で契約する形になります。データプランは通話ができないために、毎月の基本料がカケホーダイプランよりも安くなっていて、税抜き1700円(税込み1836円)です。
このプランにspモードというインターネット接続サービスをつけて、パケット定額プランを組み合わせた形がタブレットの基本の維持費になります。
パケット定額プランはデータSパックやシェア10パックなどが普通はありますが、今回のタブレット契約はドコモを使っている人が2台目に契約することを想定しているので、「シェアオプション」での利用が前提になります。
「シェアオプション」は10GB以上のシェアパックを契約した人は最大19回線、データS~Lパックを契約した人は2台目プラスとして1台の追加ドコモ回線の契約に対して、同じデータ通信量をシェアできるパケット定額プランです。
これを今回のタブレットプランでは契約することを考えるため、維持費はシェアオプション500円(税込み540円)を使って次の表のような形が基本形になります。
データプラン(タブレット) | 1836円 |
---|---|
spモード | 324円 |
シェアオプション | 540円 |
タブレット維持費 | 2700円 |
こちらはただ単にタブレットで契約が必要な形にしているだけで、ここから割引として月々サポートの適用が行われて安くなったり、タブレットの機種代を分割で契約した場合には機種代がかかって高くなる可能性があります。
具体的に月サポと機種代を混ぜた料金は、おススメタブレットに挙げた機種の項目で記入してあります。
おススメタブレット
iPad mini4

まずおススメタブレットの最初に登場するのはお馴染みのiPadです。今回はその中でもiPad mini 4を選んでみました。
iPad mini 4を選んだ理由の最たるものは「安い」からです。
最安では16GBのモデルが「実質0円」です。16GBでは若干心もとないかもしれませんが、64GBでも実質14000円なので、契約しやすい価格ではあります。
一括時の価格は16GBだと62856円で、分割が2619円です。月々サポートも2619円になるため、実質0円での契約になります。
データプラン(タブレット) | 1836円 |
---|---|
spモード | 324円 |
シェアオプション | 540円 |
タブレット分割 | 2619円 |
月々サポート | ▲2619円 |
iPad mini 4維持費 | 2700円 |
iPad miniについては今更詳しいスペックや性能の説明をする必要はないでしょう。それぐらい動作全体が快適で、ハズレ感のないタブレットであることは間違いないです。
RAMもこのiPad mini 4からは2GBになったということで、今までのiPadやiPhoneでありがちだったアプリが落ちてしまうという問題も解消しているようです。
アプリもiPad mini向けのUIを持ったものが揃っていて、タブレット向けのアプリの充実度ではAndroidを超えています。子供でも楽しめる知育ゲームなどもあって、幅広い世代で使える定番のおススメタブレットです。
またこのiPadシリーズは、新しいモデルに買い替えようとしたときに割と高額に買い取ってもらえるというメリットがあります。
カバーをしつつ保護フィルムで画面を守れば、小さな傷からはしっかり守ることが可能です。こうした傷が少ないiPadは他のAndroidやWindowsタブレットよりも、発売から数年経過した後でも高額な買い取り額を付けることがあります。
買い替え時期に売却することで、次のiPad購入費用の足しになってくれるので、循環サイクルを考えた時にも安い買い物になる可能性があります。
しかもiPad mini 4ならばSIMロック解除によってSIMフリー化をすることが出来るので、将来性のある買い物になります。
使いやすくて安いだけじゃなく、売る時にも価値の下がっていない可能性のあるタブレットとして、iPad mini 4はドコモのおススメタブレットの一つです。
もちろんiPad Airでも同じことが言えますが、こちらは若干高いので注意してください。そして売却時を考えたらAir2にしましょう。
Xperia Z4 Tablet SO-05G
iPadに比べると、Androidタブレットはおススメのしやすさでは不利な点が目立ちます。タブレット向けのUIを持ったアプリがiPadよりも少なめで、長く使った後だと売却時の価値も下がってしまっている可能性が高いです。
そんな中でiPadの対抗をしうる存在であるのがXperia Z4 Tabletです。このタブレットならiPadとはまた別の使い方が可能で、Xperiaのブランドもあるということで売る時にその他Androidタブレットよりも値崩れがありません。
Xperia Z4 Tabletのスペックを見ると、Snapdragon810を使っています。このSoCはスマートフォンだと発熱が問題となって評判は悪いですが、Xperia Z4 Tabletぐらいの大きさになると、ちょうど熱を逃しやすくなっているのか、動画を長時間見ても発熱はあったとしてもスマホ並みには上がりません。
Nexus 6PとこのXperia Z4 Tabletは、Snapdragon810を使った機種の成功例としてネット上では評価されています。
そしてXperia Z4 Tabletはその使い方として疑似的なノートパソコンのようにして使えます。BKB50という専用の一体型キーボードが発売されており、そちらを使うことによってノートパソコンのような使い方が可能になっています。一応Office関連のアプリも入っています。
もちろん完全なノートPCの代用にはなりませんが、軽くて起動も早くてブラウジングや文章入力などの作業ならノートPC同等には使えるため、受動的にコンテンツを楽しむのがメインの他社タブレットよりも幅広い利用に適しています。
キーボードも揃えると価格は正直高額ではありますが(実質24624円+BKB50約17000円)、売却時の期待買い取り額を考慮すればドコモのその他タブレットよりはトータルで安いほうでしょう。
データプラン(タブレット) | 1836円 |
---|---|
spモード | 324円 |
シェアオプション | 540円 |
タブレット分割 | 3888円 |
月々サポート | ▲2862円 |
Xperia Z4 Tablet維持費 | 3726円 |
初期にはタッチパネルの反応が良すぎて誤タップが起きやすいという問題もありましたが、それも2度のアップデートで解消して今のところ大きな不具合も報告されていません。
10インチを超える大画面ではありますが、ただ単に動画やサイトが大画面で見れるだけではなく、より能動的な作業にも対応しうるAndroidタブレットになっています。これも確実におススメできるドコモタブレットになります。
この2つがドコモのタブレットの中では今選ぶべき機種になります。使いやすさ、不具合の少なさ、そして買い替え時に高く売れる可能性があるタブレットです。買い替えについてはタブレットの場合は2年以上は余裕で使い続けられるものと思いますが、今後また欲しいタブレットが出てきたときに、このリセールバリューの高さは選択の幅を広げると思います。
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