iPhone9、iPhone XS、iPhone XRといわれている新たな新型モデルのiPhone登場に先立ち、iPhone 8の値下げが発表されています。
iPhone 8は9月にdocomoが値下げを行いましたが、続いてauも値下げを実施してきています。
今回はauでの値下げを考慮してMNPで安くなったiPhone 8の価格というのをそれぞれまとめてみたいと思います。
機種変更についてはdocomoの内容をお伝えしているため、機種変更の内容については別の記事を参照してください。なおauの値下げはMNPのみなので機種変更はdocomoのみの値下げです。
iPhone 8の機種変更・MNPが安い docomoが実質価格を1万円台に価格改定
MNP値下げでどちらも一括購入可能に
docomoとauのiPhone 8がMNPで値下げしています。
- docomoは端末購入サポート
- auはMNPau購入サポート
が適用されることによって、一括で安くなっています。
どちらもいわゆるサポート系による一括値下げとなっており、一括で購入しやすいものの注意点が増えています。
これらの契約の注意点として共通しているものとして、
- 短期解約・短期機種変更によって購入サポートに対する違約金・契約解除料が高額に発生する
- 月々サポート・毎月割がないため維持費は高めになってしまう
というのがあります。
MNP一括で安いからといって、解約や機種変更で割引のある機種を契約なんていうことはできないので注意してください。また端末が安い分、維持費への割引というところでは期待できない可能性があります。基本的に割引がない状態でプラン運用をしていくことになります。
続いてはそれぞれのMNP一括契約の価格や注意点として具体的なサポート解除金額なんかをまとめましたので参考にしてください。
docomoのiPhone 8は一括10368円
まずはdocomoから。
docomoは端末購入サポートによってMNP一括価格が低下。まだ新型すら発表されていない中でiPhone 8が安くなっています。
MNP一括 | |
iPhone 8 64GB | 10368円 |
iPhone 8 256GB | 28512円 |
iPhone 8 Plus 64GB | 22032円 |
iPhone 8 Plus 256GB | 40176円 |
最安はMNP一括で10368円。店頭でもオンラインショップでもこの価格です。オンラインでもこのMNP一括価格というのはちょっと安すぎる印象があります。
手軽にこの価格でネットからでもMNPできるというのはインパクトが大きいと思います。
契約の条件としては端末購入サポートの適用があります。
端末購入サポートは契約から14ヶ月以内に解約や機種変更をしてしまうと、値下げ相当の料金の支払いを求められるというもので、短期的に解約金が増額する仕組みと捉えるとわかりやすいと思います。
そのためMNPして解約、端末だけ貰ってdocomoとサヨナラ、みたいな方法にはペナルティが課せられるということになります。
これは14ヶ月以上契約し続ければ消滅するため、以降は普通に機種変更や解約をしても大丈夫です。
価格は安いですが1年以上の利用が必要ということは注意点としてあります。それが問題なければ確実に安いといえるスマホですので、MNPする価値は大いにあります。
auは42840円、オンラインショップでは未対応
auのMNPはちょっと特殊というか色々めんどくさいです。
auはMNPau購入サポートによってMNP一括契約が安くなっていますが、まずそちらはオンラインショップでは対応していません。
今回のMNP一括施策は店頭での契約のみになります。オンラインショップだとまだ毎月割を使った割引となります。
今回は店頭での購入サポート価格を見てみましょう。こちらです。
通常購サポ | アップグレードEX | |
iPhone 8 64GB | 42840円 | 21420円 |
iPhone 8 256GB | 61080円 | 30540円 |
iPhone 8 Plus 64GB | 54600円 | 27300円 |
iPhone 8 Plus 256GB | 73080円 | 36540円 |
アップグレードプログラムEXという、実質的な下取りプログラムに加入していない場合には一括でも4万円を超えてしまいます。アップグレードプログラム EXに加入し月額を払うことで一括2万円ほどにはなるものの、そちらだと次の機種変更時などに端末を回収されてしまうため、iPhone 8の性能や価値ということを考えた時には普通に1年後・2年後に売却した方が高価な買取額を示される可能性があり、勿体ない契約の仕方になってしまいます。
一括4万円台で毎月割もなし。フラットプランの20GBや30GBで運用するなら悪くない価格ではあるものの、そのほかのプランで運用をしようとするとちょっと高いでしょうか。
しかもここに購入サポートの短期契約解除料が発生するため、契約から1年はプランや回線が縛られてしまいます。
https://www.au.com/iphone/campaign/iphone-mnp-support/
こちらは1年間の短期解約金としてかかりますが、毎月支払い必要額が下がっていきます。そのためどうしても解約やMNPをしたい場合でもそこまで大きな支払い負担にはならなくなっています。
アップグレードプログラムEX加入が前提なので、契約の仕方やプランによってはオンラインの購入サポート対象外契約というのも検討してみるといいでしょう。
docomoの安さは注目、オンラインからでも安いというのは手軽さの点でかなり優れている
このように購入サポート系の割引によって、docomoとauのiPhone 8は今一括で安くなっています。
この2つで比較すると特にdocomoへのMNPがかなりお得になっています。
MNP一括10368円という価格自体の安さもそうですが、この価格がオンラインから手軽に申し込めるのはうれしい内容です。
MNPをする際には家族で同じキャリアに移る、という方法をとる人が多いともいますが、高齢の家族なんかだとなかなか同じタイミングでMNPするのが難しくなっています。
そんな中オンラインショップでの契約というのは高齢の家族の回線を手軽に機種変更できるなどのメリットがあり重宝されていたわけですが、今回MNP一括10368円のiPhone 8もオンラインショップで契約できるようになっていて、家族の回線のMNPも手軽にかつ安くできるようになっています。
単純に安いだけでなく今まで難しかった家族の回線もMNPしやすいオンラインショップで同価格という良さがあるため、docomoの契約のほうは結構注目に値します。
auの方は店舗独自施策が絡まないとちょっと難しいでしょうね。あえて購入サポートで買うメリットというのが現状見いだせないものになっています。
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