今docomoの契約の中でも、特に契約者数を伸ばしている契約というものがあります。
それはdocomo withを使った契約です。
こちらは今までよりもオトクさが増した割引が特徴の料金割引なのですが、この対象契約が今ドコモショップや量販店を中心に獲得数が大きく伸びているとのことです。
実際このdocomo withの契約は、このサイトでも触れているようにスマホの価格も運用費用も、どちらもオトクな金額で済ませられることからかなりオススメ度が高いものになっています。
そのためこの契約をしようと考えている人は、あまり迷う必要もなく契約してしまっても構わないかと思います。
ただこのdocomo withの契約は対象のスマホが2台しかなく、その2台も一見しただけでは正直どちらにどんな特徴があるのかがわかりにくく、2台しかないにも関わらずどっちを選んでよいか迷ってしまう場面が出てくるかもしれません。
今回この記事ではdocomo withの対象スマホである2つのdocomoスマートフォン「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」の比較を行い、どちらのスマホがこれからdocomo withを適用して利用していくにあたって、自分の使い方と合ったスマホなのかということを判断してもらえればと思います。
そもそもdocomo withとは
docomo withについては過去にも記事化していますが、月々サポートのような期間限定の割引ではなく、場合によっては2年以上・次に機種変更するまで割引が継続する、という特殊な料金割引のサービスです。
302円!arrows Be F-05Jの価格と維持費がヤバい!シンプルプランとdocomo withによる格安運用ができる特別なスマホ | スマライフ
こちらの適用には、特定のスマホへの機種変更や新規契約が条件になっていますが、一度契約してしまえばその後は3年でも4年でも機種変更をしなければずっと割引が続いていくというものになっています。
維持費はまた次の項目で書いてありますが、最安では数百円程度しかスマホの運用費なのにかからないという特徴を持っており、とにかくコストパフォーマンスが良い契約が出来るのが特徴です。
契約できるスマホが限られていること以外は、他のスマホに適用されている月々サポートと契約条件も似通ったところがあり、適用が難しいような割引では一切ありません。対象スマホとされている「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」のどちらかを契約することによって、docomo withはほぼ全てのユーザーが問題なしに適用されます。
価格比較
まずdocomo with対象スマホの「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」の比較として気になる点である価格面を比較してみましょう。
こちらの価格についてはそれだけでは判断できないので、ここの項目だけでなくこの後のスペックや機能の比較もしっかりと読み進めてもらえればと思います。
まず「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」の価格については表を見てみましょう。
arrows Be F-05J | Galaxy Feel SC-04J | |
一括価格 | 28512円 | 36288円 |
こちらにあるように約1万円の差があります。どちらも一括での購入を前提とした価格で、4万円を超えることはありません。
1万円差、4万円以下ということでどちらも購入しやすい価格ではあるものの、「arrows Be F-05J」の価格に比べると「Galaxy Feel SC-04J」の価格は少し手が出しにくいのが正直な印象です。「arrows Be F-05J」の安さは割と手放しで喜べる安さではありますが、「Galaxy Feel SC-04J」の価格は4万円を超えないとは言え一瞬考えてしまう価格です。
安さを重視するならば「arrows Be F-05J」でも良いですが、「Galaxy Feel SC-04J」を選ぼうとするときには他のスペックや機能といった各種要素での優位性を確かめてみないと、この価格が「安い」とはならないかもしれません。細かい点を比較していくと、「Galaxy Feel SC-04J」は「arrows Be F-05J」と比べて各種機能の性能が上がっており使いやすいスマホな訳ですが、そこの理解をしていないとやはり高いと感じてしまうかもしれません。
しかしどちらも一括価格としてはdocomoスマホの中でも最安級の金額になっています。ここに毎月1620円の割引付き、端末購入サポートのように短期契約解除料もないということで、契約内容としてはどってもオトク度が高くなっているのは確かです。
維持費
こちらの2機種を一括で契約した時の維持費も一応出しておきましょう。こちらは割引が変わらなければdocomo withの平均的な維持費ということになります。
シェア5 | シェア10 | シェア30 | シェアOP | |
シンプルプラン | 1058 | |||
spモード | 324 | |||
パケットパック | 7020 | 10260 | 14580 | 540 |
docomo with | ▲1620 | |||
合計 | 6782円 | 10,800円 | 14342円 | 302円 |
最安302円は本当に魅力的な料金です。しかも一括4万円以下の本体代でこのプラン構成が済むというのはコスパの良さを強く感じられます。
価格比でこの2機種が他のスマホよりも価格も運用費もどっちも安くなっているのは確かです。
スペック機能比較
arrows Be | Galaxy Feel | |
OS | Android 7.1 | Android 7.0 |
CPU | Snapdragon 410 | Exynos 7870 |
RAM | 2GB | 3GB |
ディスプレイ | 5.0インチ
HD(1280×720) |
4.7インチ
HD(1280×720) |
ROM | 16GB
外部メモリ256GB |
32GB
外部メモリ256GB |
重量 | 141g | 149g |
カメラ | メインカメラ:1310万画素 サブカメラ:500万画素 |
メインカメラ:1600万画素 サブカメラ:500万画素 |
その他機能 | ワンセグ IPX5/IPX8防水 |
ワンセグ IPX5/IPX8防水 |
スペック比較表は上記のようになります。
目につくところはいくつもあるのでそれぞれ比較してみていきましょう。
まずCPUについてはSnapdragonとExynosということで単純な比較はできないものの、海外サイトのベンチマーク比較ではarrows Beに使われているSnapdragon 410よりもGalaxy FeelのExynosのほうが処理性能が高いという結果が出ています。
RAMはGalaxy Feelが3GBでarrows Beが2GBです。1GBしか違わないもののRAMはアプリ動作の軽快さにも直接つながるスペックとなるので、この部分が3GBのGalaxyのほうは長く使うことを考えた時にベストな選択になるでしょう。
ROM(記憶容量)は16GBと32GB。やはりこちらでもGalaxyのほうが余裕のある記憶容量となっています。アプリをたくさん使いたい、写真なんかを多く撮る傾向があればGalaxyのほうが良いのは間違いないでしょう。
防水・防塵機能はどちらのスマホも備えており、使いやすいスマホであるのは間違いありません。またおサイフケータイにも対応している点はうれしいポイントです。
口コミ比較
Twitter上で実際の利用者の声を集めてみました。
arrows Be F-05J
流石夜勤…給料が多くてうれしい!
ってことで早速スマホの機種変更をしてきました!SH-01D → arrows Be F-05J
滑らかに動きすぎて気味が悪いです(汗
— オボロン@コトシタ321 (@hazyfox1223) 2017年6月30日
docomo withの割引を受けるためにarrows beを買ってきた。ワンセグTVとしてはとてもいいなw
— artaks (@artaks) 2017年6月25日
ARROWS Beとか面白いよ。中のスペックはまぁこんなものか程度だけど、外の頑丈さは、アウトドアでの利用には有りだね。
— よしぞう (@zipang4976) 2017年6月17日
Galaxy Feel SC-04J
galaxy feel,gpsを除いた通常利用では不満なし。重いし大きいはずだが、あまり感じない。ガラスフィルムの影響らしく誤タッチが増える(笑)剥がすか検討しよう。電池持ちと発熱の少なさは特筆すべき。癖はあるが慣れると相当に扱いやすい。まるでBMWのバイクのようだ。褒めすぎか。
— きもたか (@kimotaka) 2017年6月30日
Galaxy feel 機能と操作性に不満はないけど、唯一残念だなって思うのはスピーカーの位置かな
— やぎお (@yagioh) 2017年6月30日
Galaxy Feelのこのサイズ感と
性能良すぎて朝ベッドで二度寝してた— とびクロ(バッチ (@lovery_chloe) 2017年6月29日
galaxy feel いいね~
P10lightよりイイ!— 無無(むむ) (@OcOmmn) 2017年6月28日
ギャラクシーfeelいいぞ…欠点があるとすれば不要なアプリが多いのと戻るボタンが右にあるってことか…
— セイン (@SeinSol) 2017年6月27日
galaxy feel,電池持ちは驚異的。5h HF Playerで聞きっぱなしで残80%近く。ドコモチョップとsbmチョップへ寄ってゴニョって家着いて17:00近くで残62%。持ち過ぎだな(笑)
— きもたか (@kimotaka) 2017年6月26日
galaxy feel超おすすめ!便利機能が多すぎてヤバい。
— ひろみ(男 (@hiromimode) 2017年6月24日
こうしてみるとGalaxy Feel SC-04Jのほうがやはり価格の高さの分動作や使い勝手というものが良いのか、高い評価を受けているのがわかります。arrows Beに比べても高評価の口コミがかなり多く出てくるので、相当な当たり端末であるのが感じられます。
まとめ:arrows Beを買うべき人、Galaxy Feelを買うべき人
以上の比較を見てみると、同じdocomo with対象のスマホと言ってもそれぞれ違う特徴を持っているのがわかります。
価格差が1万円近くあるのも頷けるレベルで性能差・機能差といったものが見て取れるので、目的によって選ぶスマホが違ってくるのがわかります。
まずarrows Beは価格が安いだけあり、機能や性能は抑えられています。こちらのスマホはやはり価格を重視した選び方に適しているでしょう。防水やおさいふなどの機能が用意されているため、最低限の利用には全く問題ありません。RAMやCPUパワーが若干弱めなので、一部重いアプリなんかはどうしても使いにくい場面が出てきてしまうのは間違いないでしょう。地図やネット検索、ちょっとした動画視聴程度の用途であれば問題ないかと思いますが、ゲームや高画質ソースの動画なんかを楽しもうと思ったときには力不足は否めません。
そのためスマホをそこまで使わないが便利なので持っておきたい人・性能を求める使い方をしないからとにかく安くdocomoのスマホを使いたい人というには選んでよいかと思いますが、一方でスマホの性能をある程度望んでいる場合には不向きとなるでしょう。
若干2年以上使うことを考えると苦しいスペックなので、若い人がメインで使うには適さず、中高年世代のあまりスマホで多くの操作をしないような人に向いています。
逆にGalaxy Feelは価格で買うのはarrows Beに比べても適していない部分が目立ちます。やはり見た目の価格の安さではarrowsのほうがインパクトは大きいのが間違いありません。
ですが価格が高い分性能の高さは廉価モデルにしてはかなり良いものになっているので、arrows Beに比べても快適に利用できるアプリなどは多くなるでしょう。2年以上の利用のことを考えると明らかにarrowsよりも長く快適に使えるスペックと機能を持っているので、その点では価格差があるだけの価値はあるといえるでしょう。
価格重視ならarrows Beでも困ることはそこまでありません。ですがより快適に色々なアプリを使おうと思ったら1万円ほど高くてもGalaxy Feelを買ったほうが確実に満足することが出来るでしょう。どちらも毎月1620円の割引が契約期間中はずっと続いていくので、運用にかかる維持費は安くて済みます。なので端末代として1万円上乗せしてもそこまで出費としては痛くないでしょう。個人的には性能がよく口コミ評価も高いGalaxy Feelを推したいです。
こんな具合に同じdocomo withの対象スマホでもその特徴、選ぶべき人というのは全く異なってくるものになっています。自分の使い方に合わせてこれらのスマホを選ぶと良いでしょう。
コメントを残す