長期利用者向け「MNP引き止めポイント」とは docomo・au・SoftBankでそれぞれ一万ポイントほど貰える

 

久しく言われるようになったことの一つに、携帯キャリアを何年も同じ会社にしておいても損だということがあります。

確かに最近はMNPによるのりかえ契約の方が本体代も安く、割引額も高くいい事づくめです。長期利用者の購入方法である機種変更では到底考えられないほどの安さでスマートフォンが買えてしまいます。

このような現状の長期優遇策のない携帯キャリアに対して、苛立ちを覚える人も少なくないかもしれません。ですが現在各キャリアが非公式に長期利用者向けのあるサービスをしています。今回は数少ない長期利用者優遇策の適用の仕方を紹介したいと思います。

「引き止めポイント」のもらい方

さて、現在docomo・au・SoftBankが行っている長期利用者向けの優遇サービスとはいったいなんなのでしょうか。それは「引き止めポイント」の提供です。

「引き止めポイント」とはいったいどういうものでしょうか。
この「引き止めポイント」は、それぞれのキャリアで条件を満たした利用者が「MNP転出の予約」をしてきた場合に、現在のキャリアを継続して利用して貰えるように引き止め目的で機種変更やオプション品購入に使えるポイントを提供するというものです。

このポイントはキャリアによってそれぞれ条件や貰えるポイント数が事なりますが、目安としては10000ポイントほどつけられます。これだけのポイント数になれば、MNPほどとは言えないものの充分スマートフォンや携帯電話を安く買えるものかと思われます。

ではここからはこの「引き止めポイント」を獲得するための手順を紹介したいと思います。

まず、お手持ちの携帯電話からそれぞれの電話案内窓口に電話してください。docomoなら151、au・SoftBankなら157です。

電話をかけたら、MNPの予約番号を取得しようとしましょう。その際におそらく理由を聞かれると思います。この時に「MNPするほうが機種変更より安いから」「実はまだ迷っている」というようなニュアンスで予約番号を取得する理由を話すとより効果的です。

条件が合いうまくいくと、電話窓口のオペレーターからある提案をされると思います。それが「ポイントを差し上げるのでMNPを考え直してくれないか」というものです。これがまさに今回扱っている「引き止めポイント」です。

 

引き止めポイントの条件

この手順を取ればそれぞれのキャリアの「引き止めポイント」を得ることができると思います。キャリアによってそれぞれ得られるポイント数が事なりますので、以下ではその判明している条件とポイント数を紹介したいとおもいます。

 

docomo

利用期間:1年以上〜
引き止めポイント:10000ポイント

 

au

利用期間:半年〜10年未満
引き止めポイント:5000〜15000

利用期間:10年以上
引き止めポイント:30000〜

 

SoftBank

利用期間:不明
引き止めポイント:10000ポイント

 

docomoの場合は半年ほどの利用期間で条件を一つ満たせます。現在最も転出数が多いキャリアゆえの対策かと思われます。ですが無条件に半年以上利用している人が貰えるわけではありません。利用金額もポイント発行の条件になるとも言われています。

auの場合は2段階に条件が別れているようです。10年未満と10年以上でそのポイント数に差がでているようです。10年以上の人に30000ポイントというのは非常に大きい額かと思われるので、10年以上利用している人は、その気が無くてもとりあえずMNP予約番号を発行してみてはいかがでしょうか。
またauの場合は、家族回線にも同様のポイントが付くことがありますので、交渉次第では回線分のポイントを貰えることが出来るでしょう。

SoftBankの場合は契約期間はもちろんのこと、支払額でも条件において関係ありそうです。利用期間が短くても毎月高額な支払いをしていると引き止めポイントの案内があるとの報告があります。
SoftBankについては条件面で色々複数の要素が絡んでいることは確かなようですが、正確なところはわからないかと思われます。

 

それぞれのキャリアで長期利用している回線があるようでしたら、こちらの「MNP引き止めポイント」を貰うために一本電話をかけてみるのもいいかもしれません。機種変更やオプション品を安く買うことが出来るようになるので、損は無いはずです。

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