注目が集まっている、ドコモから発売のXperia Z1 SO-01Fですが、さっそく条件付きでのMNP一括0円販売がおこなわれています。注目の商品が、発売日から一括0円で買えるのは嬉しい事ですが、条件を見てみると結構厳し目の内容になっています。
端末購入が目的でMNPをしようとしている人に、今回はこの条件付きのMNP一括0円販売について詳しく見てみようとおもいます。
ドコモのXperia Z1 SO-01F
条件は2台同時MNP
発売日からXperia Z1 SO-01Fの条件付きMNP一括0円販売をしているのは、ケータイショップNO.1です。こちらでは発売前の23日の時点で予約を受け付けています。内容はこんなかんじです。
《ケータイショップNo.1》【 #docomo 】 【予約受付中】24日発売!激安MNPセット!Xperia Z1 #SO01F & #SH06E 他社か乗り換え #MNP セット一括 0円!1台につきコンテンツ20個、ドコモオプション、パケット!
— ケータイショップNo.1 (@keitai_shop_no1) October 23, 2013
内容を1つづつ確認してみましょう。
- 「MNP」を「2台」
- 「コンテンツ20個」を「2台」につける
- オプションとパケット
これらがXperia Z1 SO-01FをMNP一括0円で購入するための条件です。詳しい方はわかるとおもいますが、条件としては厳しいと言えるでしょう。
厳しい条件ではありますが、人気のXperia Z1 SO-01Fということで、こうした条件でも購入したいと考える方がいるとおもいますので、この条件で購入するための費用を計算してみましょう。
購入費用
ここからは購入費用を計算してみましょう。どちらの回線も内容は同じなので、片方の回線の費用を計算して2倍しちゃいましょう。
MNPの費用は、前に書いた考え方で使った数字である1万5千円で想定しておきます。
そして、コンテンツが20個×2ヶ月分費用がかかります。ここでは、コンテンツは平均的な値段の315円にしておきましょう。
オプションとパケットについては日割りができるものもあるので、正確な数字を出すのが長くなるので、パケットはXiパケ・ホーダイダブルの2100円と、オプションは多めに考えて3千円分×2ヶ月にしておきましょう。ちょっと高めですけど、au側も同条件で計算するので、オプション料金はまあ影響は大きくないです。
では、これを式にしてみると、こんな感じです。
- タイプXiにねん:780
- spモード:315
- Xiパケ・ホーダイダブル:2100
- ドコモへスイッチ割:-780
- 月々サポート:-3710円
- 合計:3円
- オプション3千円×2ヶ月
- 合計:6000円
- 315円コンテンツ×20×2ヶ月
- 合計:12600円
- MNP費用
- 合計15000円
- 4要素を2台分(SH-06Eには、月々サポートがないので、2100円をプラスして)
- 合計:69303円
とりあえずこの条件でXperia Z1 SO-01FをMNP一括0円で購入する場合は、大体7万円かかるというかんじです。
一応SH-06Eが2万円で売れるので、SH-06Eを売ってしまえば費用は5万円とも考えていいでしょう。というか売らないと話にならないぐらい高いですね。
維持費用
ここからは維持費です。
2回線契約したということで、維持費用も2回線分必要です。ですが、この維持費用は大した問題にはならないはずです。
なぜなら、SH-06Eは初回のパケットが必要な場面を除けば、1年間最低維持費が3円だからです。
ドコモへスイッチ割で1年間基本料無料のキャンペーン中なので、維持費は無いようなものです。1年後から780円かかりますが、キャンペーンが切れた時点で、MNP弾にしてしまえば、維持費以上の黒字を得ることができるとおもいます。
Xperia Z1 SO-01Fのほうは最低維持費用を月々サポートで2年間3円にすることができます。ですが、こんなに高い月々サポートを腐らすのはもったいないので、パケットをつかったほうがいいとおもいます。
パケ・ホーダイで使った場合の維持費用はこんな感じです。
- タイプXiにねん:780円
- spモード:315円
- Xiパケ・ホーダイライト:4935円
- ドコモへスイッチ割:-780円
- 月々サポート:-3710円
- 合計:1540円
パケット使ってこの料金は結構安いんじゃないでしょうか。ドコモへスイッチ割が1年で終わってしまうので、1年後には780円増えてしまいますが。
auのXperia Z1 SOL23
同じ店のケータイショップNO.1がauのXperia Z1も販売しています。こちらも販売条件を見ていきたいとおもいます。
とりあえす、ツイッターでドコモの一緒の時期に出てきた販売条件はこんなかんじです。
《ケータイショップNo.1》【 #au 】本日発売!Xperia Z1 #SOL23 他社から乗り換え(#MNP) 本体一括 13,650円! コンテンツ15個、フラット、auオプション!
— ケータイショップNo.1 (@keitai_shop_no1) October 23, 2013
これも内容を確認します
- 本体代金がかかる
- コンテンツは15個
- オプションとフラット
これがauのXperia Z1 SOL23の販売条件です。ドコモと違って、MNPするのは1台だけでいいようです。コンテンツの数も減ってます。その代わり本体代金がかかってしまいます。
購入費用
今回も、ドコモと同じように、購入費用の計算をしてみたいとおもいます。
内容はドコモと一緒です。コンテンツは315円で計算して、オプションは3000円で見ています。フラットが違うだけですかね。式を作ってみるとこんな感じです。
- LTEプラン:980円
- LTEネット:315円
- LTEフラット:(日割りとして約3000円で計算)
- 合計:4295円
- オプション3千円×2ヶ月
- 合計:6000円
- 315円コンテンツ×15×2ヶ月
- 合計:9450円
- MNP費用
- 合計15000円
- 本体代金
- 合計:13650円
- 5要素合わせて
- 合計:48395円
約5万円というところです。auにかえる割と、毎月割は最初の月は値引きしてくれないので計算に入れてません。その代わり、フラットが日割りです。3千円はちょっと高めな設定ですが、2千円だと低い感じなのでこれでいいでしょう。
維持費用
ここからは維持費用です。こちらもフラットです。最低維持費用は983円です。
2ヶ月目からのauにかえる割と毎月割を適用させた時の料金です。
- LTEプラン:980円
- LTEネット:315円
- LTEフラット:5985円
- スマートパス:399円
- auにかえる割:-980円
- 毎月割:-1680円
- 合計:5019円
ドコモと比べるとかなり高いフラットでの維持費用です。
ドコモとauを比較 どっちが買いか
さて、ここまで計算してみていろいろ数字が出てきました。これはどちらがオトクなのでしょうか。
7万の費用で買って1540円で使うか、5万円払って5019円で使うか。
結論はどっちも買うべきじゃありません。どうせauはMNP一括0円で出てきます。どう考えてもこんなにMNP費用をかけて買うものではありません。どうしても早く欲しいなら、新規か機種変更でいいとおもいます。どっちにしろオトクのように見えて全然オトクじゃないのが今回の販売条件です。
例えば、iPhone5をMNP一括0円とキャッシュバックを合わせれば、普通にXperia Z1の購入資金が手に入るはずです。こっちのほうが、よっぽどもオトクです。ですので、MNPしてXperia Z1を安く買いたいのならば、auのiPhone5をキャッシュバックと一緒にもらって、それを売った費用で白ロムでも買ったほうがいいです。
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