docomoが例年より早くiPhone 7の安売りをしようとしています。
iPhone 8、iPhone Pro(仮)の発表が9月ごろに予定されているということで、iPhone 7が型落ちにはなってしまうことは確かなのですが、これまでの流れだと型落ちになってもiPhoneの前モデルは年末か年度末ごろまでは目立って値下がりすることはありませんでした。
ところが今のdocomoはiPhone 7を形としては限定的ではあるものの、値下げを早い段階で打ち出してきました。
非常に珍しいタイミングではありますが、この値下げによって条件を満たすことが出来る人ならばiPhone 7を安めに契約できるようになるため、今回の値下げは要チェックが必要です。
このiPhone 7に加えてdocomoでは機種変更向けの格安スマホを複数用意しているので、iPhone 8のような最新だけれども高いスマホよりも、性能はあった上で安いスマホを狙いたいという人にとっては今機種変更に良い時期といえる状況です。
ここではiPhone 7の値下げ情報と今安いdocomoのスマホについてまとめあげてみます。
iPhone 7はFOMAからの機種変更で一括15552円からの格安値下げ
まず8月10日から値下げが限定的ながらも行われたiPhone 7、そしてiPhone 7 Plusの情報です。
iPhone 7は端末購入サポートが8月10日から適用されて、最安では一括15552円で購入できるようになります。
例
iPhone 7 32GB:一括15552円
iPhone 7 128GB:一括26016円
iPhone 7 Plus 32GB:一括29160円
その他のiPhone 7,7 Plusの価格はこちらから。
https://www.mydocomo.com/onlineshop/products/iphone/index.html
機種変更でこの一括15552円という価格になるので、iPhone 7を欲しかったという人には絶好の買い時が到来したと考えられるかもしれません。
しかし残念ながらこの一括15552円の契約は限られたユーザーにしか用意されていません。そちらの条件を満たしていない場合は、実質25268円での機種変更になります。
その条件とは
- FOMA回線からの機種変更
- FOMA回線は6ヶ月以上契約している回線
- 機種購入を共わないFOMA化した回線は対象外
というものです。
一括15552円で契約するにはFOMAというガラケーや大昔のスマホに使われていた規格からの機種変更をしなければなりません。
恐らく今大昔のFOMAスマホを使っている人は少ないと思うので、FOMAガラケーからかキッズケータイやらくらくホンからという形でならiPhone 7が安くなるという事になります。
一番契約しやすいのはキッズケータイからでしょう。ちょっと早いけれども子供のキッズケータイを安いうちにiPhoneに買えてしまうというのも手です。
これ以外の普通のスマホ(Xi契約)からの機種変更では端末購入サポートは効かず、実質価格での機種変更になります。
条件は結構難しいものがありますが、ガラケーだけでなくキッズケータイやらくらくホンからもこの価格で機種変更できるので、自分だけでなく家族の契約状況も見直してみて契約してみるといいでしょう。
条件なしで一括15552円の機種変更が出来る2機種
機種変更で一括15552円なiPhone 6s
iPhone 7ではFOMAからに限定された機種変更が安かったですが、普通に機種変更できるスマホでも安いものがあるので、iPhone 7とはなりませんが性能の高いスマホを安く契約することが出来るようになっています。
その一つがiPhone 6sです。
iPhone 6sは64GBモデルまでなんと機種変更で一括15552円という安さで契約できます。iPhone 7と同じ価格ですが普通のスマホからの機種変更でもこの価格というのが大きなポイントです。
iPhone 7に比べて1世代前ですが、イヤホンジャックもあってそこまで大きなスペック差もないのでこの価格は魅力の高い契約のように見えます。
6s Plusも高くはなるものの同じく一括購入ができる端末購入サポートが適用されていますので、大画面のスマホが欲しい場合にも対応できるシリーズです。
恐らくは最終在庫を売り切る形でこうした値下げが行われたと思われますが、結構この値下げはdocomoで機種変更を中心に利用しているユーザーにとっては嬉しい内容になるものかと思われます。
FOMAの契約回線を持っていないけれども、iPhoneを欲しいという人はこの契約を狙うと良いでしょう。安い上に高性能な機種変更向けのスマホとして選びたい機種の一つです。
同じく一括15552円のAndroidスマホ、Xperia X compact
同じく一括15552円、FOMAからなどの条件もなく普通の機種変更でこの価格で契約できるスマホとして、Xperia X compactが含まれています。
こちらはiPhoneではなくAndroidの機種となります。Androidは結構種類もあり、その中には端末購入サポートに含まれた機種なんかが出ているのですが、機種変更で最もオススメなのはこのXperia X compactです。
そもそもAndroidスマホのハイエンドモデルはどれもMNP限定の端末購入サポートとなっており、機種変更で性能が良い機種となるとこのXperia X compactがベストになるかと思います。
こちらはiPhone 6sに比べて防水・防塵加工が施されていますし、おサイフケータイも使えるのでiPhoneにはないメリットをもって利用することが出来ます。
コンパクトなサイズ感で使い勝手も良いため、今docomoのユーザーで安く新しいスマホに変えたいな、なんて思っている人にはiPhone 6sと並んでオススメできる機種です。
FOMAからならiPhone 7、スマホからならiPhone 6sかXperia X compactが今のdocomoの高コスパ機種
このようにiPhone 8に備えてdocomoではいくつかのスマホを低価格に販売することになりました。
FOMA回線を持っていればiPhone 7を契約するのを強めにオススメします。この安さで一括で機種変更できるのは驚異的なレベルです。
新型発売前に一括15552円は大特価といえるでしょう。
ただこちらは条件を満たすのが限られた人のみなので、普通に機種変更していくのならiPhone 6sかXperia X compactを選ぶといいでしょう。
別にiPhone 8やiPhone Preがすぐ欲しいわけではなくて、価格の安さを重点に考えたいという人が今機種変更するならば今回の3つのスマホはお買い得でねらい目です。
頭金のないドコモオンラインショップで契約すれば購入費用を削減できるため、そちらで契約するとより安く機種変更が可能になります。
デメリットであるはずの月サポ0円を補うdカード GOLDのポイント還元特典
最後のおまけ、ではないですが、今回紹介した端末購入サポート機種のデメリットを少しでも軽くするためのコツを紹介します。
端末購入サポート機種の契約では、一括で購入費用が安くなる代わりに、月々サポートが0円になって維持費は高くなってしまう、というよりも割引が一切ない状態に維持費がなってしまうため、毎月の負担額はそこそこかかってしまうことになります。
この負担額の高さは、キャンペーンなどを駆使することで少しづつではあるものの安くすることが出来ます。
まず一番効果的なのは長期間docomoを使っている人が受けられる「ずっとドコモ割」があります。契約するプランと契約年数によって割引は変わるものの、毎月600円~1000円ほど料金を割り引いてくれることになります。
こちらはdocomoを契約している限りは継続する割引で、2年で終わってしまうようなキャンペーン割引でもないので契約年数次第では有効に使えます。
これだけでもそこそこの割引が得られるわけですが、もう一つぐらい効果的な割引がないと端末購入サポートの月サポ0円というコストの高い維持費の負担は和らがないでしょう。
こうした場合に用意しておきたいのがdカード GOLDです。
これはdocomoが用意しているクレジットカードで、docomoの利用に関わる特典が豊富です。保証オプションを解約しても良いレベルで破損時の補償をしてくれるdカード GOLD補償や、利用額に応じたクーポン配布、空港ラウンジ利用などの特典があります。
ただこれらの特典の中でも最もdocomoの利用で役立つ特典が、「通信料から10%をdポイントで還元」するという内容です。これがあることでdocomoの維持費が例えば7000円なら700dポイントが、10000円ならば1000dポイントが毎月還元されるという特典を受けることが出来ます。
このdカード GOLDがあればdポイントによる高額な還元が期待できるため、実質的に毎月の料金も安くすることが出来ます(dポイントはdocomoの支払いに充てん可能)。
料金が高額になりがちな端末購入サポートのほうがこのdカード GOLDの10%の還元効果を強く受けられるので、デメリットである通信料コストの高さというものをうまく良い方に使うことが出来ます。
端末購入サポートへと機種変更する際には、このdカード GOLDも作っておいて回線と組み合わせておくことで、より効率的にdocomoの通信料を安くすることが出来ます。
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