SoftBank Air 2とURoad Home2+(WiMAX2)、どちらを固定代替として選べばいいのか比較 速度やエリア、規制について

uroadhome2

固定回線を使えないアパートなどに住んでいる場合に、安くて高速な回線を使いたいとなると選択肢はかなり限られてきます。

ADSLはとてもじゃないですが今の時代だとほとんど整備されておらず、動画を見るにも厳しくファイルのダウンロードやアップロードで時間がかかってしまいます。

光回線が物理的に使えない、ADSLもサービス内容が使い物にならないということで、そうなると残された方法はモバイル回線網を利用してそれを固定回線の代替として使う方法です。今のモバイル回線は環境によっては数十Mbpsを安定的に出しますし、固定代替を想定したホームルータータイプの製品も発売されています。

今回はこのモバイル回線を固定代替的に使えるホームルーター端末/回線であるSoftBank Air2とWiMAX2を使ったURoad-Home2+について、その回線速度や規制の状況、その他使い心地について実際に体感したところから比較してみたいと思います。

最高速度やスペックの比較

SoftBank Airターミナル 2 URoad Home2+
最高ダウンロード速度 261Mbps 110Mbps
最高アップロード速度 10Mbps 10Mbps
最大接続機器数 20台 16台
その他 ACアダプターのみ

Softbankのスマホプランと連動した割引あり

ACアダプターのみ

WiMAX(ノーリミットモード)切替が任意で可能

auのスマホ向けプランと連動した割引あり

料金 4680円~

(端末代3年割賦となる。一括またはレンタルもあり)

4380円前後

(端末代は5000~0円)

 

通信速度ではSoftBank Air 2のほうが上ですが、現状261Mbpsのベストエフォートな速度を出せるエリアは大幅に限られていて、ほとんどのエリアでは110Mbpsが基本速度になります。

どちらもスマートフォンとのセット割引きが適用可能です。

料金ではWiMAXのほうがプロバイダー経由での申し込みによりキャッシュバックや2年間割引が効くため2年総額ではSoftBank Air 2よりも安くなる可能性が高いです。

 

繋がりやすさの比較

SoftBank Air 2とURoad Home2+における「繋がりやすさ」という比較ではどちらのほうが良いでしょうか。

基本的に両者共自宅への固定代替となるため、利用予定の場所が公式HPでのエリアマップ内に入っていれば問題はありません。住宅街では大体通信が可能です。ただしより広い範囲という意味ではWiMAX2+よりもSoftBank Air 2のAXGPのほうがエリアのほうが広いです。

かといって今回のルーターの使い方的にはエリア内にあればどちらも一応は使えると捉えて良いでしょう。

問題は部屋内に電波の入りやすいところがあるかという点です。URoad-Home2+もSoftBank Air2も、どちらも利用する電波の周波数が高く、速度が出やすいとされているものの、障害物など電波を遮るものに対して弱く、壁一枚で電波状況が変わってしまうデメリットが存在します。

そのためこの2つのルーターにおいては、エリアが対象区域内ならばどちらを選んでも良く、むしろ部屋のなかに電波が入りやすいところがあるかということが重要になります。特に窓際に設置すると速度が向上しやすいので、窓際に大きな建物が無いなどの確認が必要です。

このため今回のルーター2機種については繋がりやすさは利用する予定の自宅が対象なら問題なく、むしろ契約後に繋がりやすい場所を部屋内で探すほうが大事になってくるでしょう。Y!mobileのルーターなんかに比べると周波数の性質の問題で障害物にひどく影響を受けやすいですから、繋がりやすい場所を探すということが馬鹿にできないぐらい大事です。

 

実効速度、規制速度の比較

さてこの2つの固定代替Wi-Fiルーターを選ぶにあたって一番重要になるのが「速度」です。

スペック上の速度には日常使っていく上ではまず到達しませんので、実際の利用シーンでの実効速度が今後数年お世話になる回線としては重要です。そしてどちらも使いすぎた場合や特定の時間帯に規制速度に入るため、そちらの規制の強さや条件というものも把握しておいたほうが良いでしょう。

SoftBank Air 2についてはネット上の口コミを頼りに。URoad-Home2+は実際に使ってみての体感として実効速度や規制速度について評価/比較をしてみたいと思います。

どちらもスマートフォンでも通信網として使われている回線であるため、速度的には良い時で60Mbps前後、通常の速度としては30~15Mbpsほどが期待できる回線速度になるでしょうか。

 

SoftBank Air2の速度と規制

  • 明確な規制は明言していない
  • だが多くのユーザーが規制を体感している
  • 規制は主に動画や一部のファイルダウンロード、そして夜中のネット利用全般で速度低下がある

SoftBank Air 2については主に口コミからの速度状況の確認になります。

SoftBank Air 2の速度は特に夕方までならばかなり快適な通信速度で利用できるようです。動画や画像ファイルを圧縮再生するようなこともなく、ネットからのダウンロードなどにも規制をかけることなく最低でも20Mbpsぐらいを速度として維持し続けており、固定代替として非常に使いやすいという評価が見られます。

ただしこれは夕方までの評価です。固定回線のピーク時となる夜の時間帯19時ごろ~24時では大幅に速度低下が見られるようです。特に21時~24時の間は明らかに規制とわかる一定の速度以上はださないという仕様が設けられているため、かなり注意が必要な回線となっています。規制時の速度は時期によって報告される速度が違いますが、3Mbpsを超えているというような内容がないため、このラインが一定の基準になるでしょう。SoftBank Airの時は1Mbpsが規制値になっていたそうなので、この速度になると固定代替として考えるには少々キツイ内容になってきます。

この夜間の規制は結構多くのユーザーが報告しているため、全体の規制と見ていいです。

夜間の速度低下は固定代替として使っている一般ユーザーには問題が多くなりそうです。この速度ではちょっと大きめで50MBぐらいのファイルをダウンロードするにも時間がかかるでしょう。夕方まではスマホで、家ではWi-Fiで通信をしようと考えていた人にとっては昼頃のほうが快適な環境でネットが出来るということになります。時間帯による全体規制になるため、解除の目途がたたないという点もネガティブなポイントです。

日中も使うつもりならまだ夜の規制はわかりますが、日中仕事の人は夜の利用がメインでしょうからこの規制の存在は特に注意したほうが良いです。

 

URoad-Home2+(WiMAX2+)

  • 規制は明言
  • 3日間で3GB使うと規制開始
  • 規制は当初700kbpsの通信速度、現在は6Mbps前後まで大幅に緩和

URoad-Home2+(WiMAX2+)は実際に使っているのでその環境での速度についてを紹介しましょう。

URoad-Home2+(WiMAX2+)は大体アンテナ感度4/5で30~10Mbpsほどの通信速度が出せます。平時での利用ならば何も問題のないような速度です。ファイルの種類によって規制がされているようなことはありませんし、ほぼ数字通りの速度を体感することが出来ます。

一方で規制についてはハッキリと明言されていて、3日で3GBの通信量が確認された場合は規制速度になるとしています。この規制速度については当初YouTubeの標準画質が見れる程度の速度(700kbps~1Mbpsほど)にされていたのですが、これに不便さを感じたユーザーからの抗議や集団訴訟問題などが起きたことを踏まえ、現在は6Mbpsと規制値にしてはかなり快適な通信速度で利用できるようになっています。

そしてこの6Mbpsの規制速度については、当初はユーザーの要望に応えるための一時的な措置としていましたが、最近のUQの社長へのインタビューにおいてこの6Mbpsという暫定的な緩和規制速度について、今後恒久的にこの速度を正式な規制値にする意向だと発言しており、今後も規制されてもかなり安心して使える状態が続きそうです。

いま、暫定的に通信速度の制限がかかっていてもHD動画を視聴できるようにしていますが、施策開始から1年後くらいをめどに恒久的な措置として発表したいと思っています。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/interview/20160331_751055.html

6Mbpsもあれば動画はもちろん大き目のファイルをダウンロードしても十分耐えられる時間内で完了するでしょう。SoftBank Air 2と違って規制状況になったら日中でも規制速度になってしまいますが、それでもこの通信速度ならほとんどの用途は不満を感じにくい状態でこなすことができると思います。

実際にURoad-Home2+(WiMAX2+)を固定代替として使っており、この規制によく引っかかっていますが、不便さを感じたことは少なくとても満足して利用させてもらっています。この点は実体験から自信をもって言えます。

 

今契約するならズバリURoad-Home2+(WiMAX2+)

繋がりやすさでは同じような周波数帯なので、エリア内ならば自宅での置き場次第になるため、あまり比較としては適していないでしょう。実効速度もそこまで大差あるわけではありませんから、やはり今回の2機種を比較する上では規制の内容が一番大事になってくるかと思います。

日中規制はないものの夜間の規制が非常に強く、解除があるのか不明なSoftBank Air2。それに対して日中での規制もあるものの、規制速度は6Mbpsと規制を感じさせない良好な通信速度を出してくれるURoad-Home2+(WiMAX2+)という比較です。

ここに更に契約内容としてSoftBank Air2の場合は3年縛りの可能性がある点、端末が一括0円で契約できないデメリットがあると言う点、URoad-Home2+(WiMAX2+)は2年縛りに端末一括0~5000円、それにキャッシュバックの可能性がある点を考慮すると、URoad-Home2+(WiMAX2+)のほうが規制/縛り/安さという点からも個人的にはお勧めだと感じます。6Mbpsという規制速度は固定代替にしては十分な回線スピードです。

自分で使っていてもほとんど困ることはないので、固定回線が使えない環境下での代替手段としては先ほどの3つの点から鉄板な固定代替契約だと感じます。

キャッシュバックはモバイルWiMAXルーター機種に比べると少ないですが、通信料を割引したりと4000円以下で使えるプロバイダーもあったりとおトクな契約は複数あります。

申し込みプロバイダー一例

 

【So-net モバイル WiMAX 2+】
(キャッシュバック25000円、維持費毎月3980円)

【GMOとくとくBB WiMAX2+】
(キャッシュバック27150円、維持費毎月3609円)

【UQ WiMAX公式】
(キャッシュバック商品券10000円、維持費毎月4380円)
 

GMOとくとくBBでの契約は特に20日以内の契約解除の余裕もあり、それでいて安いということで狙い目かもしれません。

大手のプロバイダーという点ではソニーグループのSo-netがキャッシュバックと維持費も十二分なのでこちらも。

公式から簡単に契約しても商品券1万円分がキャッシュバックとなっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です