今年はMBAよりVAIO pro? 新型「MacBook Air」に失望の声

MBa

 

日本時間11日未明、アップル WWDC 2013において新型「MacBook Air」が発表されました。新型MBAはHaswellと呼ばれるインテルの第四世代のCore i5/i7プロセッサを搭載し、バッテリー駆動時間も従来より長くなっているスペックアップモデルです。

CPUの性能アップ&バッテリー寿命が伸びたことで、これまでよりもより様々なシーンでの活躍が期待できるデバイスに生まれ変わりました。

ですが今回の発表に関して、スペックアップの部分でユーザー側が期待していたものとのギャップが生じているらしく、海外サイトなどでは一部失望の声が上がっています。今回はそうした声(主に海外から)をまとめてみたいと思います。

 

今回発表された新型「MacBook Air」に対して最も単純な反応としては「1年待ってこれか」というものが多いようです。もちろんOS Xの更新などスペック面以外でのアップデートもあったわけなのですが、それらを含めても1年間待って刷新されたのがCPUとバッテリーという点ぐらいしかないという状況に失望の声は出ています。

特に期待されていた解像度のアップがなかったことがそういった失望の声を増幅させているようです。Windowsを搭載した次世代UltraBookや米国を中心に展開しているChrome book、そして最新のAndroidタブレットといったいわゆる競合するノートorタブレット型PCが、軒並みフルHD(1920 x 1080)液晶以上のものを搭載しているにもかかわらず、MacBook Air 11インチの場合解像度は前モデルと変わらない1366×768ドットという厳しい言い方をすれば「時代遅れ」な解像度に留まってしまっています。

この解像度問題は昔から様々な議論を巻き起こしてきました。MBAにもRetina級ディスプレイの搭載を望む意見とバッテリーの問題からMBAにはRetina級の高解像度ディスプレイは必要ないという意見です。従来はバッテリー持ちや機動性を重視する姿勢が多く、MBAに高解像度ディスプレイは不要という意見が多く聞かれましたが、最近ではスマートフォンのフルHD液晶化などにより高解像度ディスプレイの製品が溢れはじめ、MBAに関しても1366×768ドットという「低解像度」では限界だという意見が多数を占めてきました。

今回の解像度据え置きに対して一部の海外メディアでは次の様な批判というか懸念を表しています。曰く「MBAの高解像度化は今回が最後のチャンスだった。なぜ今回が最後のチャンスなのか。それは時代の波に乗り遅れるというだけでなく、MBAがこれからスペックアップしていく上で最大の足かせとなるのがバッテリーとディスプレイの問題だったからだ。今回のMBAに関する戦略の失敗は、先にバッテリー容量を増やしてしまったことにある。今後次世代MBAで高解像度ディスプレイを搭載しようとするとき、問題になるのがバッテリー問題だ。今回のモデルではディスプレイ解像度を優先し、バッテリー駆動時間を据え置きにするべきだった。バッテリー駆動時間を伸ばした状態で今後解像度を上げることは非常に難しくなってくるだろう。もし次期モデルが解像度が上がっても、バッテリー駆動時間が減るようなことがあれば、Appleの成長期の終わりとして株価にも大きな影響が出ることだろう。解像度の問題は先送りにすべきではなかった・・・。」といった論調があります。

VAIOpro

またUltra Book、特に最近発表されたVAIO proとの比較も多く出ています。「1366×768ドット、1.08kg、4GBのメモリ交換不可、999ドル?こんなものがもし他のメーカーから出されていたら、そのメーカーは1週間ネット上の各メディアで馬鹿にされていることだろう。今回の「低スペック」MBAはMacであるだけでなんとか批判を免れている。単純なPCの性能と比較して支払うコストを計算すれば、今回のMBAは高すぎると言っていい。先日発表されたSONYのVAIO proを見てみよう。同じ11インチで1920×1080ドット、870g、1149ドルだ。モバイルノートとしては今ユーザーが求めているものを全て揃えている。私はこれでAppleが終わったというつもりはない。だが今回ユーザーが求めているものを出してきたのはAppleではなくSONYであることは間違いない。そしてこれが来年以降もそうなってしまうという危うさが、このAppleの発表からは感じ取れてしまう」。

新型MacBook Airに対する失望の声に対して、SONYのVAIO proには一定の期待感が湧いているのは確かなようです。特に解像度と1kgを下回るその軽さが評価の対象となっています。

ここ数年話題に陰りの出ていたノートPC市場ですが、軽量化とスペックを追求したステージに登ったことでまた息を吹替しつつあります。その中でSONYの復権があるのか、はたまたAppleがその覇権を握り続けるのか、またしばらく面白くなっていきそうです。

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